(一)民族博物館

辺政学科、民族社会学科、辺政研究所時代からの台湾原住民族及び中国少数民族に関する2000件余りの収蔵品・標本・写真を所蔵し、きめ細かい保管と十分な運用のため、社会科学院の総合ビル建築時に積極的にスペースを獲得し、民族博物館設立に至りました。落成後はカリキュラム、関連学科の理論や実務と結合した展示を行い、博物館教育、研究、収蔵など多岐にわたり機能を発揮しています。

学校側の経費と労力の制限のため、民族博物館は現在教育用博物館となっていますが、今後効果的な資源を得られれば、当館は蒐集等を拡大し機能を向上させていく予定です。目下、民族博物館長は張駿逸副教授が兼任しており、常設の展示内容は主に当館の収蔵品で、台湾原住民族関係、中国少数民族の2つのテーマに分けられています。また毎年、当校の創立記念日にあわせ、設定したテーマに基づいた特別展示を行っています。館長、教員、学生が一丸となって入念に管理する民族博物館は、政治大学キャンパスにとっても大きな特色であり、学校側の来客接待時にも必ず見学する施設となっています。


(二)図書館

本学科には民族学科図書室、李学智教授記念図書室があります。蔵書の多くは専任の教員が中国大陸に研究や考察に行った際に購入したもので、中には欧陽無畏、蒋君章の両教授(故人)から寄贈されたものもあります。また本学科で代理管理している「辺境問題研究委員会」の蔵書もあります。図書目録のデータは全てコンピュータ入力済みで、教員、学生が教育・研究のため借用できるようになっています。目下、蔵書は中国語と外国語の図書が11,000冊余り、学術誌は3,000冊あります。図書の大部分は蒐集の困難なものが多く、かつて教員が特殊なルートを通して購入したものもあれば、退官した教員から寄贈されたものもあり、民族学の研究・学習にとって重要なリソースとなっています。中には本校や他校を初めとする大学図書館でも収蔵されていない図書もあり、当学科の蔵書が重要かつ特殊であることを示しています。


(三)コンピュータ室
当学科には小規模のコンピュータ室があり、学生が授業や研究資料作成、フィールドワーク調査の映像処理などを行うためのパソコンがあります。また、ノートパソコン、プロジェクター、デジタルビデオカメラ、ICレコーダーなど、教育やフィールドワークに必要な器材も随時購入しています。